好きなものと、嫌いなもの

書評・映画レビューが中心のこだわりが強いブログです

哲学・思想・評論

【書評】 乃木希典 著者:大濱徹也 評価☆☆☆★★ (日本)

乃木希典 (講談社学術文庫)作者: 大濱徹也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/12/10メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る 膨大な資料を元にした乃木希典の評伝 本書『乃木希典』は、大濱徹也(筑波大学名誉教授)による乃木希典…

【書評】 ジャン・ルノワール 越境する映画 著者:野崎歓 評価☆☆☆☆★ (日本)

ジャン・ルノワール 越境する映画 作者: 野崎歓 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2001/04/01 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (9件) を見る ジャン・ルノワールとは? フランスの映画監督ジャン・ルノワールの評伝。著者はフランス文…

【書評】 谷崎潤一郎と異国の言語 著者:野崎歓 評価☆☆☆☆☆ (日本)

谷崎潤一郎と異国の言語 (中公文庫) 作者: 野崎歓 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2015/04/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 谷崎潤一郎の関西移住前の初期作品について フランス文学者で映画研究家の野崎歓による谷崎潤一郎についての…

【書評】 カミュ『よそもの』きみの友だち 著者:野崎歓 評価☆☆☆★★ (日本)

カミュ『よそもの』きみの友だち (理想の教室)作者: 野崎歓出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2006/08/05メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 16回この商品を含むブログ (18件) を見る 異邦人≒よそもの 仏文学者・野崎歓によるアルベール・カミュ…

【書評】 モノの意味 大切な物の心理学 著者:ミハイ・チクセントミハイ、ユージン・ロックバーグ=ハルトン 評価☆☆☆☆★ (米国)

モノの意味―大切な物の心理学 作者: M.チクセントミハイ,E.ロックバーグ=ハルトン,市川孝一,川浦康至 出版社/メーカー: 誠信書房 発売日: 2009/11/25 メディア: 単行本 クリック: 3回 この商品を含むブログ (1件) を見る モノ(場所を含む)を大切にするとい…

【書評】 フロー体験 喜びの現象学 著者:ミハイ・チクセントミハイ 評価☆☆☆☆☆ (米国)

フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR) 作者: M.チクセントミハイ,Mihaly Csikszentmihalyi,今村浩明 出版社/メーカー: 世界思想社 発売日: 1996/08 メディア: 単行本 購入: 12人 クリック: 104回 この商品を含むブログ (77件) を見る 会社で先輩が…

【書評】 ウィトゲンシュタイン『哲学探求』入門 著者:中村昇 評価☆☆☆★★ (日本)

ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門 作者: 中村昇 出版社/メーカー: 教育評論社 発売日: 2014/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る ウィトゲンシュタインの後期の著作『哲学探求』の入門書。ただし著者があとがきで書いている通り、本…

【書評】 江藤淳と大江健三郎 戦後日本の政治と文学 著者:小谷野敦 評価☆☆☆★★

江藤淳と大江健三郎: 戦後日本の政治と文学 (単行本)作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/02/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る江藤淳と大江健三郎の二人の文学者に対する伝記。作品については深入りすることなく、あ…

【書評】 カトリシスムとは何か キリスト教の歴史を通して 著者:イヴ・ブリュレ 評価☆☆☆★★ (フランス)

カトリシスムとは何か―キリスト教の歴史をとおして (文庫クセジュ)作者: イヴブリュレ,Yves Bruley,加藤隆出版社/メーカー: 白水社発売日: 2007/02メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (12件) を見るカトリシスムの歴史を知りたいと思い、本…

【書評】 トマス・ピンチョン 無政府主義的奇跡の宇宙 著者:木原善彦 評価☆☆☆☆★ (日本)

■入手困難の研究書 『トマス・ピンチョン 無政府主義的奇跡の宇宙』を図書館で借りて読んだ。本書は、アメリカの現代作家であるピンチョンについての研究書である。 残念ながら、本書は、現在絶版で入手困難である。しかもAmazonでは10,000円近い価格で取引…

【書評】 奇妙な廃墟 著者:福田和也 評価☆☆☆☆★ (日本)

昨日書いた「イデオロギーズ」と平行して福田和也の「奇妙な廃墟」を読む。こっちは文芸批評ではなく評論・研究書の様な文のスタイル。さて「奇妙な廃墟」は1989年に出版された福田和也のデビュー作で、副題にフランスにおける反近代主義の系譜とコラボラト…

【書評】 サラリーマン漫画の戦後史 著者:真実一郎 評価☆☆☆★★ (日本)

サラリーマン漫画の戦後史を読んだ。課長島耕作から始まり、色んなサラリーマン漫画について語る。労務行政っていう雑誌で、就職作家の常見陽平が薦めていたから読んでみたのだ。島耕作も、最初は社内不倫に明け暮れ、ばれやしないかとビクビクする小心者で…