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ももでちっそく

書評・映画レビューが中心のこだわりが強いブログです

【映画レビュー】 相棒エックスデイ 評価☆☆☆★★ (2013年 日本)

相棒シリーズ X DAY [DVD]

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相棒エックスデイを観た。

まぁまぁってところかな。

芋女優の木村佳乃が気にくわなかったけど。
やり手の政治家という役どころ、彼女には荷が重い。
スキヤキウェスタンジャンゴでも、木村はあばずれの役で、セックスシーンもあったが、あばずれといっても表面的な印象が拭えないし、セックスもまるで色気がない。
松たか子みたいに退屈なのだ。
松たか子も、ヤマザキパンのCMとか木村拓哉のHEROあたりなら良いが。

相棒エックスディだが、刑事もので、ストーリーはよくある似て非なる者同士の衝突と和解を描いた作品で、サイバー犯罪対策課のイワツキと、捜査一課の伊丹刑事とのコンビを描く。

イワツキは論理的で知性があるが、現場経験が少ない。
伊丹は現場経験に富み、持ち前の強引さを事件解決に導くほどの手腕を持つが、ITの知識や一般常識に欠ける点がある。
伊丹のイワツキに対する口癖は、「難しいことは分からない!」であり、頭脳で捜査をするイワツキとの対照が著しい。

『相棒』は、元々、杉下と、最初の相棒・亀山の凹凸コンビがドラマの売りだった。
だが、二代目相棒・神部に変わってからは、杉下と似たような頭脳派が相棒となった。
現在の相棒・甲斐も亀山の様な直情径行型の性格はあるが、杉下との推理のやり取りを見ると、頭脳派といっていいだろう。
そういう意味では、このエックスデイは、初期の相棒に戻ったというところか。

幾多の衝突を乗り越えて、捜査本部から外れたはずのサイバー犯罪対策課のイワツキが、職を賭けてまで、捜査に戻ってくるシーンに、伊丹との和解が露骨に描かれている。まぁよくある話で、新鮮味はない。

ただなんといったらいいのだろう。
主演の2人・・・イワツキ演じる田中圭と、伊丹演じる川原和久が良いのだ。
上手いとか下手とか、そういった演技の技巧ではなくて、警察という仕事場の中で言いたいことを言いあい、ある信念のもとに上司に楯突き、遂には仕事の成果を出す姿に、ビジネスマンとしての一種の憧憬を抱くのだ。

水谷豊、及川光博がチョイ役で出演している他、『ソナチネ』の高橋役の矢島健一も出ているw