決められないシャープ・・・最悪の経営者まで言われて
早大ビジネススクール准教授・長内厚っていう先生の記事。記事のタイトルで超笑えるw
にしても、「決められない」シャープって確かに言い得て妙なんじゃないか。
神戸大の三品っていう先生の指摘する、シャープに関する4ポイントを元に、長内の辛辣な表現が並ぶ。いや、三品自身も手厳しい表現をしていた。俺も辛辣な表現大好きなので、電車内で読んでて笑ってしまった。
三品の指摘
(1)すでにシャープに守るべき技術はない
(2)雇用を守るという名の下に戦略転換ができない
(3)オールジャパンに勝ち目はない
(4)中途半端なこの4年の延命策が無駄だった
もうね、ニーチェの『この人を見よ』とかたけしの漫才のレベルですよ。シニカルな表現がおかしくって。
シャープに守るべき技術が無いって凄いよ♪
でも確かに、長内が言うとおり、シャープの技術はシャープに利益もたらさないのなら、「守るべき技術」なんて無いよねwww
だったら、(3)オールジャパンを目指さずに、どこに買収されても良いかなと思う。俺はサムスンは嫌だって、以前書いたけど、サムスンでも良いわ。もし守るべき技術がないなら。
オールジャパンって産業革新機構が手掛ける訳だから、こんな会社に国益を投じる必要は無い。
(4)については、長内の記事を引用した方が手っ取り早い。曰く・・・
>「構造改革をやり切るのが経営責任だ」と決算発表の場で高橋社長は述べたが、三品先生の指摘通り、4年も無為無策の経営を続けてきた責任の一端は現経営陣にもある。そうした経営者がこれ以上会社に居座ることが経営責任、というのはおかしな話である。三品先生の指摘通り、シャープが守るべきは「将来のシャープ社員」であり、20代、30代を中心とした現場レベルの担当者が、これからのシャープそのものであろう。
確かにその通りだ。4年も結果を出せなかったら、経営者としては失格だ。それでも少しでも何か良くなっていく萌芽が見られれば良いが、「無為無策」な訳だから。
そうそう、中は未だ読んでいないけど、評論家の山田修という人もシャープについて書いている。そしてタイトルが、「危機下で何も決断できない最悪の経営者…国、税金でゾンビ企業延命の愚策」wwwwwwwwwwwwwwwwwww