好きなものと、嫌いなもの

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秋ドラマ2016

俺が見ている秋ドラマ2016は『相棒15』、『砂の塔』の2本だけ。ブラッド・ピットがクレイジーな演技を披露した名作映画『12モンキーズ』のドラマ版も、ちょろっとだけ見ていたけど、つまんなかったので、止めた。

「するどい鼻」っていうブログから見たいと思った『ウォーキング・デッド』のシーズン1を見たけど、良作だ。未だ好きなドラマとまではいかないけどね。大好きな『ハウス・オブ・カード』ほどは惹きつけられないが、シーズンを重ねて見ていけばそう思うかも。余地はあるね。

『12モンキーズ』はそこまで惹かれなかったんだね。ヒロイン(アマンダ・シュル)は美人だったけど。。。

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『カインとアベル』は、1話で見るのを止めた。脇の桐谷健太が好きなんだけど、ストーリーが軽そうでついていけなかった・・・血で争うバイオレンスなら見てもいいけど、ジャニーズ事務所にそんな度量がある訳ない(主役はジャニーズ事務所の俳優)。

『メディカルチーム』と『地味に凄い』は、録ってあるけれど一度も見てない。吉田羊は普通だけど、後者の主演・石原さとみは好きなのにな。多分、ストーリーがつまんなそうに感じられたんだろうが。

 

今回見ている2つのドラマ『相棒15』も『砂の塔』も、どっちも面白い。

『相棒15』は、反町隆史演じるカブラギが正式に警視庁の職員となったので、『14』のような法務省からの出向職員という分かり辛さがない。

それと、カブラギの役の設定だが、視聴者に人気の高い亀山薫と、神戸尊をミックスしたような設定だから、見ていて楽しいし、きちんと推理しているので、カブラギが相棒って感じになっている。カブラギはサングラスをかけてスマートにクルマを運転するのだが、非常にかっこいい。着こなしも上手く、神戸もおしゃれだったが神戸よりもおしゃれかもしれない。

 

正直、俺は亀山薫って、長いこともあって、最後の方はイマイチだった。神戸尊が良過ぎたということもあるけれど、杉下右京と推理合戦してくれないし・・・右京にヒントを与えるだけのおバカな存在って感じだった。それと恋人も新聞記者役で特命係に食いついてくるし、うざかった。まあ、ストーリーには面白い作品が多かったのは確かだけどw特に初期の浅倉録郎はキモ過ぎwwwだけど好きだ♪

亀山薫は背が高い。180センチ以上ある。カブラギもデカい。右京は小柄だから、亀山とカブラギで出てくると、凹凸コンビになって、見栄えが良い。

神戸とカブラギの前任者(名前が出てこない。役者は成宮)は普通の身長だから、見た目は映えないが、神戸の場合、警察庁からの出向者でキャリア、そして頭が良くて時には右京とも知的に闘いあうので、コミュニケーションの中では十分に見栄えがした。

そして成宮が演じたアレだ。アレの設定が交番勤務のノンキャリ警官なので、演じる成宮自身にもさほど知性が感じられないので、右京とは張り合えない。それなりに成宮も上手いから張り合おうとはするが、それは彼の演技力に依るところが大きく、もうちょっと、設定を何とかしてもらわないと、とは思っていた。

 

ってなことで、『相棒15』は面白い。何しろストーリーが『14』よりも遥かに良いからな。『14』はつまらな過ぎて途中から見ていなかったくらいだ。『相棒』の黒歴史だろう。

 

『砂の塔』は、タワーマンションでの主婦間のイジメが酷くて、楽しい。人間の感情が思い切りぶつかる映像は、良い。

 

追記・・・阿部寛の『スニッファー』も見ている。『相棒』&『砂の塔』に比べるといまいちだけど、なぜか現場検証の際にJazzが流れるところが、シ・ブ・イ☆