好きなものと、嫌いなもの

書評・映画レビューが中心のこだわりが強いブログです

2013-01-01から1年間の記事一覧

のぼうの城

時代劇のぼうの城、DVDで見た。結構面白かった。主演の野村萬斎、凄い味があって良かった。 成宮寛貴は演出が悪いな…現代もののセリフ回しで、軽すぎ。 あと敵の石田三成役の上地雄輔も良かったな。戦闘シーンは今一つ迫力に欠けるのだけど、秀吉の20000の軍…

悪の法則

映画『悪の法則』を観た。欲のため、麻薬ビジネスに手を染めた裕福な弁護士(カウンセラー)が、なすすべもなく地獄に転落していくというストーリー。宿敵マルキナを演じるのがキャメロンディアスで、主人公カウンセラー役にはマイケルファスペンダー、恋人役…

劇場で映画を2本観た

劇場で映画を2本観た。 1本目は『凶悪』というバイオレンス作品、2本目は『そして父になる』というホームドラマだ。 両極端の作品だが、共通しているのはリリー・フランキーが重要な役で出演しているということ。 『凶悪』でのリリーは、先生という名前で…

【書評】 ニッチを探して 著者:島田雅彦 評価☆☆☆★★ (日本)

ニッチを探して 島田雅彦 著超久しぶりに読んだ島田雅彦の長編小説。彼の作品を読むこと自体、10年ぶりくらいになるかな?日経の書評に出ていて、会社を辞めてホームレスになる話だったので、会社を辞めたい俺としてはそういう話にピンときちまうので、図書…

【書評】 大いなる眠り 著者:レイモンド・チャンドラー 評価☆☆☆★★ (米国)

結局、大いなる眠りは一日で読んでしまった。 村上春樹の翻訳がシンプルな文章で作られていて、無駄をそぎ落としているように感じられた。 俺の英語力では、チャンドラーの文章が複雑なのか、過剰なのか、あるいはシンプルなのかを確認する術はないが、村上…

【書評】 サラリーマン漫画の戦後史 著者:真実一郎 評価☆☆☆★★ (日本)

サラリーマン漫画の戦後史を読んだ。課長島耕作から始まり、色んなサラリーマン漫画について語る。労務行政っていう雑誌で、就職作家の常見陽平が薦めていたから読んでみたのだ。島耕作も、最初は社内不倫に明け暮れ、ばれやしないかとビクビクする小心者で…

北野武ベストテン

1 HANA-BI 2 BROTHER 3 ソナチネ 4 座頭市 5 その男、凶暴につき 6 アウトレイジビヨンド 7 3-4X10月 8 キッズリターン 9 アキレスと亀 10 アウトレイジこんなところだろうか。昔は、brotherが一番好きだった。 第二次大戦をヤクザ世界に置き換えたような、…

タランティーノベストテン

1 パルプフィクション 2 イングロリアスバスターズ 3 レザボアドッグス 4 ジャンゴ 5 ジャッキーブラウン 6 デスプルーフ 7 キルビル 8 キルビル2 あれ?もう終わりか。 ベストテンっていっても、10本も作ってなかったかwwwベスト3までは傑作で、何度も見…