好きなものと、嫌いなもの

書評・映画レビューが中心のこだわりが強いブログです

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

SCEが社名を変える!! 4月1日付けでSIEへ

SCEが社名を変えるとな!?ソニーのグループ会社SNEと経営統合するからだとか。PS初代機から愛好していたファンとしては感慨深いものがあるな。というより、なかなか受け入れられないw 新社名は「ソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC」略してSIE…

【書評】 『海と毒薬』『死海のほとり』 著者:遠藤周作 評価☆☆☆★★ (日本)

『海と毒薬』 熊井啓により映画化もされた名高い中編小説。戦時中の九大医学部で起こった生体実験に取材したフィクションだ。キリスト教については、『沈黙』に比べると穏やかな言及に留まる。『沈黙』でキリスト教信仰についてどっぷり浸かって、ちょっと遠…

【映画レビュー】 ロストイントランスレーション 評価☆☆☆★★ (2003年 米国)

ロスト・イン・トランスレーション [DVD] 出版社/メーカー: 東北新社 発売日: 2004/12/03 メディア: DVD 購入: 2人 クリック: 114回 この商品を含むブログ (587件) を見る 今年もそろそろアカデミー賞の季節がやって来た。ということでビデオ屋を見ていたら…

【映画レビュー】 人生の約束 評価☆☆★★★ (2015年 日本)

『人生の約束』、観たけど面白くない。駄作という程ではないが、非常に平凡な出来で、人には勧められない映画だ。石橋監督今年で70歳、もう映画は撮らなくて良さそうだ。コストの無駄である。 監督デビュー作なのに豪華なキャストなのは、石橋冠監督が日テレ…

トレンディエンジェルw

トレンディエンジェル「M-1グランプリ2015」優勝!11代目チャンピオンまとめ 昨年末、M-1グランプリ2015を見て、初めて「トレンディエンジェル」を知った。それ以来ファンになってしまい、You-Tubeで彼らの漫才を見まくている。 どれも面白いという訳ではな…

海と毒薬

遠藤周作の『海と毒薬』。『沈黙』に比べると評価は落ちるが、「良心を持たない日本人」について描いた作品として、現代でも充分に読む価値はある。 ■良心を持たない日本人への批判的作品 ストーリーはよく知られているように、戦時中、九州帝大医学部で行わ…

【書評】 本当に「使える人材」を見抜く採用面接 著者:細井智彦 評価☆☆☆★★ (日本)

リクルートキャリアで面接コンサルをしている、細井智彦の面接指南書。新卒のことも記載されているが、メインとなるのは中途採用面接のノウハウだ。 細井の経歴は、「6000人の転職希望者を内定に導いた」、「企業面接官向けセミナーで1500人以上を指導した」…

ゴールデングローブ賞結果

http://natalie.mu/eiga/news/172070報道によると、今年度のゴールデングローブ賞は、作品賞(ドラマ部門)に『レヴェナント』、主演男優賞(ドラマ部門)にも『レヴェナント』主演のディカプリオを選んだ。ディカプリオは、そろそろアカデミー賞を受賞するかも…

相棒はもうダメだ

『相棒14』の劣化が止まらない。原因はキャストの反町隆史ではなく、水谷豊でもなく、脚本だ。反町が冴えなくみえるのは、彼の役の上での設定がイマイチだからだ。法務省からの出向者で、警視庁の捜査の仕事ができる訳がない。エリート官僚からの相棒は、及…

【書評】 マインクラフト 革命的ゲームの真実 著者:ダニエル・ゴールドベリ 評価☆☆☆★★

マインクラフト 革命的ゲームの真実 (角川学芸出版単行本)作者: ダニエル・ゴールドベリ,リーヌス・ラーション,羽根由出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版発売日: 2014/03/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 『マインクラフト 革命的ゲ…

【書評】 企業参謀ノート入門編 著者:大前研一 評価☆★★★★ (日本)

マイクロソフトの澤円が薦める本に、大前研一の『企業参謀ノート入門編』というのがあった。 大前研一って名前だけは知ってるけど、よく知らないので読んでみたらあんまり参考にならなかった。これだから日本企業はダメだとか、日本人はダメだとか、そんなネ…

ひみつのアッコちゃん 評価☆★★★★ (2012年、日本)

映画『ひみつのアッコちゃん』は、綾瀬はるか(ひみつのアッコ)、吉田里琴(幼少期のひみつのアッコ)が良かった。しかし良かったのはキャストだけ。ストーリーは企業再生ものなので、全然面白くなかった。 そんなものを観客が求めているのか?ひみつのアッ…