好きなものと、嫌いなもの

書評・映画レビューが中心のこだわりが強いブログです

タラレバむすめ

 冬のドラマはまあまあ面白いんじゃないでしょうか。俺が観ているのは次の4つです。

 

東京タラレバ娘

・カルテット

・A LIFE

・相棒15

 

今回、『奪い愛、冬』を見逃したのがもったいなかったですね。こういう昔ながらの感情的な恋愛サスペンスって好きなタイプなので。水野や三浦の狂気的な演技も面白そうでした。

 

 

 

今回は『タラレバ』について。この作品は7話まで観ています。

 

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このポスターが超カッコイイ♡ 

 

日本版『セックスアンドザシティ』っぽい感じですかね。主人公の倫子(吉高由里子)はこのドラマを観て脚本家を目指したらしいし。

 

『タラレバ』は、30歳過ぎの独身女性の恋愛、友情、ビジネスを描いた作品です。とりわけ田舎の高校から上京して来た3人の女性たちの友情を、なかなか素敵に描いています。3人の女性たちの中で元AKB48の大島優子がクールで寂しげな女性を演じていますが、役になり切っている感じです。大島って演技が下手だったで、どちらかというと嫌いな女優ですが、演技に磨きをかけたんでしょうかね。あのメガネで凛とした雰囲気で、居酒屋の看板娘やられたら、俺、通っちゃいますね!

 

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かわいすぎるクールな大島さん・・・

 

逆に主人公を演じる吉高は、演技は良いんだけど、彼女を巡る男性たちがみんなデカくてかっこいいので、小柄で美人でもない吉高では男性たちに見劣りするのが残念だったかな。速水もこみち演じる男が、倫子をスーパーでナンパするんだけど、違和感がありました。いや、吉高はわたし結構好きですけどね。でもあんなカッコイイ男が「おっ!」と思うほどのビジュアルじゃない・・・んでわ?と。

 

* 

 

さて、恋愛はとってつけたような感じがしていましたが、7話まで観ると感想が変わってきます。早坂っていうテレビ局のプロデューサーが、昔、局の後輩だった倫子を好きになって告白するんだけど、あえなく撃沈する。

昔は、ダサかったんですね、早坂は。だから倫子もお断りした。

でもプロデューサーにまで上り詰め、演じるのは『天皇の料理番』やみずほのCMでも知られる俳優・モデルの鈴木亮平なので、カッコよくなってる笑(時の流れは速いなぁと思うけど、まぁ鈴木亮平だしな、という感じ)

 

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東京外大出の鈴木さん

こいつがカッコ悪いはずもないだろうと

 

 

それで倫子も好きになるけれど、早坂は他の子と付き合う。そのあと倫子も何人かの男と寝たり恋愛したりするが、結局フリーになる。

 

倫子はドラマの脚本家なんだけど、なかなか芽が出ずにいるので、プロデューサーの早坂は、彼女に脚本の仕事のチャンスを与え続ける。それでも仕事を得られずにいる倫子ですが、脚本家になるために局を退職しただけのことはあり、脚本にかかわる仕事なら何でもやるなど努力家の一面も。

影にひなたに倫子をサポートする早坂ですが、これはあくまでも、元後輩である倫子だから、同情とか共感、あるいは一緒にビジネスをしたい(つまりドラマを作りたい)とか、そういう意味だけでサポートしてたと思ったんですね。

 

そうしたら7話になって、早坂は、倫子のことをあからさまに好きだオーラを出し、しかも彼女とチューしちゃうwww

 

あれっ?オマエ、一途に、ずっと好きだったんかおんどりゃぁ!という感じ。

 

ビジュアルはあんまり良くない倫子だが、7話では寝ずに脚本を書き上げて、早坂の恩師が計画してる地域の活性化ドラマの脚本を書き上げるなど、仕事を一生懸命やる女性に「オッ・・・w」と思ってしまう男性はぐっとくるエピソードはいくつもある。だけど早坂がま~だ倫子を思ってたとは、オジサン、思いませなんだワwww

 

 

カルテットは今度語ろうと思いますけど、満島ひかりがかわいすぎますな。こういう子に騙されてみたい・・・