好きなものと、嫌いなもの

書評・映画レビューが中心のこだわりが強いブログです

2016-01-01から1年間の記事一覧

どうしようもない会社だ、三菱自動車

■どうしようもない会社だ 新聞、ネット、テレビが騒いでいる。 三菱自動車が日産自動車の傘下に下るとの報道が相次いでいるからだ。今までの悪行を振り返ると、いつ倒産してもおかしくない会社だ。存在する価値があるのかと思えるほどの酷い不祥事の歴史であ…

パパママ友会

今週のお題「ゴールデンウィーク2016」 今年のGW!? うーん、俺の場合、近所のママ友との付き合いに参加させられたw 妻に「パパ友を作って!」ってことらしぃんだけど★ 妻が「どうしても」というので出たんだけど、「いつものような毒舌ではダメだからね!…

不正、業績不振が続く日本の製造業

不正、業績不振が続く日本の製造業。東芝に続いて三菱自動車も不正だ。この会社は何度目の不平だ?と思うが、さして技術力がないくせに無理して車を売る必要がないと思うのだ。あまりに緩んでいる! というか、三菱自動車みたいな車はどこかの自動車メーカー…

2016春ドラマ覚書

日本のTVドラマがつまらない・つまらないと思っていたが、今期こそは良いのかもしれない。未だ1~2話しか見ていないが、いずれも悪くない気がしている。 ・僕のヤバイ妻 www.ktv.jp 伊藤英明演じる実業家の夫が、妻(木村佳乃)を毒殺しようと家に帰宅すると…

【映画レビュー】 白ゆき姫殺人事件 評価☆☆★★★ (2014年 日本)

湊かなえ原作の映画『白ゆき姫殺人事件』を観た。犯人探しのミステリー映画という体裁だが、結果的には女性の心情を追った心理的な映画となっている。犯人探しという枠組みはあるのだが、それにしては真犯人が意表を突いた存在ではないし、動機も練られてお…

義弟の夢

俺の義弟(15歳)は、自動車関連の仕事に就きたいらしい。技術者になりたいということだ。これは中学に入ったあたりから言っているので、嘘ではない。それで工業高校に行きたいと言う。本来的には大学を出た方が良いけれど、「勉強が嫌い」でどうしても大学…

政治利用

情けない。保育園落ちたの私だだの、日本死ねだの、こんなブログの記事が国会で話題になるのか?民主党も酷すぎる。http://www.j-cast.com/2016/03/07260631.html

わたしを離さないで

『わたしを離さないで』の感想。キャストは良かった。三浦春馬が圧倒的で主演の綾瀬はるかが霞んでしまったが、それは仕方ないか。綾瀬を友人として愛しているのに、嫌がらせをしてしまう屈折した内面の持ち主を演じた水川あさみは、物語の重要な役どころを…

【映画レビュー】 コードネームuncle 評価☆★★★★ (2015年 英国)

ガイ・リッチーのコードネームuncle観たが、つまらなかった。途中で観るのを辞めた。60年代だか70年代だか知らないが、その当時の映画の雰囲気を持ってきたっていう映画。なんで!?意味が分からない。そんな、60年代クラシックなんて観たくねーよと思った。…

俺の文学嗜好と落語

落語は10代の頃に好きになった振りをして、読もうと思ったが、挫折をした。なんといったって、初めて読もうとしたのが三遊亭円朝の『牡丹灯籠』だったのだから、読める訳がない。『牡丹灯籠』は言文一致運動の時代に書かれた作品で、読書経験の浅かった俺が…

【書評】 営業力 著者:田坂広志 評価☆☆☆★★ (日本)

営業力: 「顧客の心」に処する技術と心得作者: 田坂広志出版社/メーカー: Atelier Tasaka発売日: 2016/04/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 田坂広志の『営業力』という本を読んだ。俺もコンサルタントの端くれとして、営業の姿勢を学ばなけ…

【映画レビュー】 ヘイトフルエイト 評価☆☆☆☆★ (2016年 米国)

Hateful Eight [Blu-ray] [Import] 出版社/メーカー: Twc 発売日: 2016/03/29 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る クエンティン・タランティーノ監督の8作目の長編『ヘイトフルエイト』を観る。 映画『ヘイトフルエイト』 公式サイト│『ヘイトフ…

ばばぁの話

ヤンババ! ばばぁ強盗団がやって来る! [DVD] 出版社/メーカー: キングレコード 発売日: 2003/04/02 メディア: DVD クリック: 4回 この商品を含むブログ (4件) を見る 昨日は飲み会があった。相手は前職の同僚3人。 店は一軒め酒場だ。店員のおしろいを塗りた…

地方の学生を集める難しさ

「知名度が低い企業が、地方でいかに学生を集めるか?」の解決策を知りたく、ネットでいくつかの記事を探していたら、プレジデントのそれが目に留まった。 president.jp 三幸製菓という、新潟県に本社を構える米菓メーカーの採用手法について賛同的に紹介し…

【映画レビュー】 土竜の唄 評価☆★★★★ (日本)

土竜の唄 潜入捜査官REIJI Blu-rayスタンダード・エディション 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2014/09/24 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (6件) を見る 『土竜の唄』という映画を見たけれど最悪な出来だった。三池崇史監督作品にアタリはないとい…

ソニー・東洋経済メモ

ソニー2016年3月期利益の予定 ・金融 1750億円 ・イメージセンサー 1210億円 ・ゲーム 800億円 実力によって果たすであろう通期最終黒字! これを予測してか・・・ 今期からスタートした3年間の中期経営方針で、平井社長が「成長けん引領域」と位置づけたの…

45Years

第65回ベルリン国際映画祭のコンペ部門で観てみたいなぁと思ったのは、英国の『45Years』だ。ストーリーが面白そう!主演俳優2人が揃って男優賞・女優賞を受賞している。 ストーリーは、「45回目の結婚記念日が1週間後に迫り、パーティーの準備を着々と進め…

決められないシャープ・・・最悪の経営者まで言われて

diamond.jp 早大ビジネススクール准教授・長内厚っていう先生の記事。記事のタイトルで超笑えるw にしても、「決められない」シャープって確かに言い得て妙なんじゃないか。 神戸大の三品っていう先生の指摘する、シャープに関する4ポイントを元に、長内の…

カレー

肩イテェー 働きすぎだな。そういえば、カレーショップC&Cなるものをご存じだろうか?安くて旨いチェーンのカレー屋だと思う。 http://www.curry-cc.jp/menu/ポークカレー440円と安く、しかもライスのボリュームが多いので、コストパフォーマンスに優れてい…

【書評】 トマス・ピンチョン 無政府主義的奇跡の宇宙 著者:木原善彦 評価☆☆☆☆★ (日本)

■入手困難の研究書 『トマス・ピンチョン 無政府主義的奇跡の宇宙』を図書館で借りて読んだ。本書は、アメリカの現代作家であるピンチョンについての研究書である。 残念ながら、本書は、現在絶版で入手困難である。しかもAmazonでは10,000円近い価格で取引…

【書評】 ロジカルシンキング 著者:照屋華子 評価☆☆☆☆★ (日本)

『ロジカルシンキング』という本を図書館から借りて読んだが、なかなかの良書!ロジカルシンキングの入門的なテキストとして広く読まれているのも納得。ロジカルシンキングの技術力習得を目指しているため、平易な文体で書かれており、何よりも文章の論理構…

天地明察 評価★★☆☆☆ (2012年、日本)

滝田洋二郎監督の『天地明察』を観た。今年の正月に地上波で放映されていたものを録画したんだけど、録画時間3時間とあって超びびった!!実際には2時間20分だったので、3時間ではないのだが、CMを入れるとこんな風な表示をされるのかな。 江戸前期に活躍し…

【書評】 78歳いまだまんが道を 著者:藤子不二雄A 評価☆☆☆★★ (日本)

藤子不二雄Aは、俺が好きな漫画家の一人だ。好きなのは『笑ゥせえるすまん』『魔太郎がくる!』『ブラックユーモア短編集』だ。漫画エッセイでは『PARマン』も非常に面白い。 『まんが道』も面白そうなのだが、長編で値段が高く揃えるのが大変そうなので未読…

今日はやたら屁が出る。しかも、ドデカイのが何発も・・・ ブオッ!www

新入社員の悩み:気付かれない俺

ふだんメガネをかけないのに、今日はメガネをかけて出勤した。まぁちょうどコンタクトの2weeksが切れた頃だったし、偶にはメガネも良いかなと思ったんだよ。 そしたら11時くらいかなぁ。管理の女性が不思議そう~な顔をして俺を見ながら通り過ぎ、誰かを探し…

【書評】 鏡子の家 著者:三島由紀夫 評価☆☆☆★★ (日本)

三島由紀夫の『鏡子の家』を読んだ。新潮文庫にして600ページ超の大作。「みんな欠伸をしていた」という象徴的な言葉から始まる、虚無的な物語だ。 ■物語 鏡子という30歳くらいの資産家のシングルマザーの元に集まる4人の男たちを通して、第二次大戦後、経済…

SCEが社名を変える!! 4月1日付けでSIEへ

SCEが社名を変えるとな!?ソニーのグループ会社SNEと経営統合するからだとか。PS初代機から愛好していたファンとしては感慨深いものがあるな。というより、なかなか受け入れられないw 新社名は「ソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC」略してSIE…

【書評】 『海と毒薬』『死海のほとり』 著者:遠藤周作 評価☆☆☆★★ (日本)

『海と毒薬』 熊井啓により映画化もされた名高い中編小説。戦時中の九大医学部で起こった生体実験に取材したフィクションだ。キリスト教については、『沈黙』に比べると穏やかな言及に留まる。『沈黙』でキリスト教信仰についてどっぷり浸かって、ちょっと遠…

【映画レビュー】 ロストイントランスレーション 評価☆☆☆★★ (2003年 米国)

ロスト・イン・トランスレーション [DVD] 出版社/メーカー: 東北新社 発売日: 2004/12/03 メディア: DVD 購入: 2人 クリック: 114回 この商品を含むブログ (587件) を見る 今年もそろそろアカデミー賞の季節がやって来た。ということでビデオ屋を見ていたら…

【映画レビュー】 人生の約束 評価☆☆★★★ (2015年 日本)

『人生の約束』、観たけど面白くない。駄作という程ではないが、非常に平凡な出来で、人には勧められない映画だ。石橋監督今年で70歳、もう映画は撮らなくて良さそうだ。コストの無駄である。 監督デビュー作なのに豪華なキャストなのは、石橋冠監督が日テレ…