ぽちに私のチャット小説が載った
私の初のチャット小説『えりかの恋人』が、「ぽち」というチャット小説アプリに載った。ジャンルはホラー。
直ぐに読めるものなので、興味のある人はアプリをインストールして読んでみて欲しい。
チャット小説とは?
チャット小説とは、LINEやSNOWなどのSNSのように、メッセージのやり取りのみで、物語を描いていく小説のジャンルである。地の文はないから、小説というよりもむしろ「会話劇」のような、あるいは「脚本」のようなものに近い。ガラケー時代に流行ったケータイ小説の現代版だろうか。
チャット小説は、台詞をタップしていくと物語がどんどん進行していく仕組みである。小説のようにじっくりと読む必要がなく、漫然と、暇つぶしとして肩肘を張らずに読めるのが良い。
私は小説なら何度も書いたが、会話だけで物語を書くという体験は初めてで、少し書くのに苦労した。しかし物語の流れ・構成を考えてから書くとすんなり書ける。チャット=おしゃべりなので、堅い文にする必要がないのも書きやすい点だ。
チャット小説アプリにはどんなものがある?
チャット小説アプリには、「ぽち」の他に「TELLER」「HOOKED」そして「Ballon」などたくさんある。今回は4つのアプリを紹介する。すべて小説を投稿することが可能である。
TELLER
「TELLER」は、「2分で読めること」「たった2分で展開する劇的なストーリー」が売り。アメリカのアプリ。ホラーの他に、恋愛もある。
電話通知などの演出が怖い・・・
Android版はない模様。
HOOKED
これもアメリカ初のチャット小説。ホラーが中心で、複数人で共同創作が可能だ。外国人作家が多く翻訳文が読みにくい。
Ballon
Ballonは日本のアプリ。「2分で読める」とか、直ぐに読めることがチャット小説売りだが、Ballonはそれを逆手に取って連載型もある。
「TELLER」「HOOKED」と違って、恋愛が多いのが魅力。ホラーやミステリもある。
Android版はない模様。
pixiv chatstory
お題に合わせて投稿できるのが特徴。1から物語の方向性を考えなくても良い。Android版はない模様。