北野武監督18作目となる最新作『アウトレイジ 最終章』予告編
『アウトレイジ最終章』の追加の予告編が出ました。前回出ていた予告編よりも長いバージョンです。10月7日に公開なので更に情報を提供しよう、というところでしょうか。
のっけから人を殺しまくるシーンの連続で、相当な迫力が見込めそうです。予告編にしては、過激とも思われますが、R15で大丈夫なんでしょうか。まあそのくらいの方が私も楽しめるのですが。
しかし、ややストーリーを見せ過ぎでしょうか?知りたくない事実を知ってしまった感があり、もうちょい編集して欲しかったところ。『ビヨンド』ですさまじい存在感を見せた塩見三省は病気をして痩せてしまったので、ビジュアル的にトーンダウンした印象は否めません。それと、ビートたけしの演技が気になります。呂律が回っていないので、ヤクザとしての迫力は大丈夫でしょうか。
事前に知らないでいましたが、津田寛治も出演していますね。私は彼の演技が好きな方なので楽しみです。
前作を超えることができるか、非常に期待させる映画です。まちがっても、韓国のフィクサー側(たけし)が単に勝利するだけの映画にはしないで欲しい。最終的に勝利するのは構わないですが、単純な構成にはしないで欲しいところですな。
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今年は、『ラ・ラ・ランド』、『沈黙』、『ゴースト・イン・ザ・シェル』、『午後8時の訪問者』、『キング・アーサー』などの作品を劇場で観ました。『ラ・ラ・ランド』は非常に素晴らしく、『午後8時』も良く、酷評されている『キング・アーサー』も素晴らしかった。期待していた『沈黙』は窪塚の演技は良かったが・・・という内容で残念。
さて、8月にはポール・ヴァーホーヴェンの『ELLE』、10月には『アウトレイジ最終章』を観る予定。なかなか豊作になりそうです。
邦画が好きじゃないので、どうしても洋画が多くなりがちです。